資産形成目的
「子供の学費が心配」
「老後に年金だけでやっていけるか心配」
「マイホームを買いたいがどうしよう」
実はそういった悩みは具体的なようで漠然としている。
必要になるまでの期間も金額も曖昧だからだ。
目的に到達するまでの期間や金額が明確に分かれば、その目標に向かって色々な選択肢を考えられる。
まずは悩みを明確にする。そこからはじめよう。
教育費であれば、入学するまでの年数や私立か公立かでおおよその金額が変わる。
老後資金については、「老後資金2000万円不足問題」という言葉のインパクトだけが独り歩きしている。
老後の必要資金が0の人もいれば、4000万円の人もいるからだ。
老後のお金の心配をしている人のほとんどが、自分のもらえる年金を把握していないように思う。
国民年金や厚生年金は給付額が簡単にわかるのにだ。
そのあたりも含めて自分の必要額を算出してほしい。
(住宅費や生活費は人により異なるので。それと医療費などを考えて少し多めに計算する)
それはなぜかというと、必要になるまでの期間と金額でリスクの取り方などが変わってくるからだ。
そして、とにかくお金がたくさんあれば解決だ!という考え、確かにそれはそうだが何億円もつくるのはだれもができることではない。
少ない資金でギャンブルをして大きく増やそうとすることは、100%無理とは言わないが0.01%や数値化できないくらい低い成功率なので、そんなことは決してしないでほしい。
人の悩みは尽きることがないので、問題を明確にすることで新たな問題が発生しても自分で解決法を導くことができるようになる。そういう人が増えてくれば今後の日本も安泰だ。
資金作り
すでにある程度貯金を頑張っている人、貯金はこれから本気出す!という人。
様々な人がいるので一概には言えないが、貯金するために共通していることは、
「収入を増やすか、支出を減らす」
これに尽きると思う。
それができないから困ってんじゃん~という声も聞こえてきそうだが、これしかない。
逆に言えば「支出<収入」が出来てしまえば、勝手にお金が溜まる構造になってしまう。
そのためには一度収支をしっかり書き出して計算し、今一度見直してみよう。
可視化することで、わかったつもりになって適当になっていた部分洗い出しができ、詳細を把握することでもっと削れる部分もわかるようになるはずだ。
一番のおすすめは固定費を削ること。
電気代や水道代の節約といった細かな努力は、そのストレスの割に金額も小さいため長続きしにくい。
金額の大きな固定費にまずは注目すべきだろう。
賃貸の人は、条件を何か一つ妥協してすぐにでも安いところに引っ越すべきだ。
妥協したこだわりポイントが二つ、三つとなればなるほど削減できる費用は上がっていく。(住んでからあまりストレスのたまらない物件を探す必要があるという矛盾はあるが)
今はネットで条件を入力して最安の部屋を簡単に探せる時代になったので、SUUMOやHOMESなどをうまく活用しよう。(入居済みの安いのを掲載して客寄せする不動産屋もあるから、まず問い合わせを)
ここでは簡単に触れるだけにするが、収入が低いならば転職も視野に入れよう。
同じ仕事内容でももっと良い給料のところもあるかもしれない。
転職活動をするだけなら問題はないし、良いところがみつかれば移ればいいし無ければ今の仕事を続ければ良いので、休日や勤務後に少し頑張ってみるのも手だ。
口座開設
そして、それらと並行してすべきこと。
それは証券口座の開設だ。
これがなければ始まらない。
お金持ちがみんな持っていて、貧乏人は持っていないもの。
それは証券口座だ。
開設費用も口座の維持手数料も必要ない。
これがないと、投資信託もまともなものが買えないし、株も買えない。
私のお薦めと同時に利用している証券会社は、SBI証券と楽天証券だ。
どっちか一つというならば、楽天市場などを利用している人は楽天証券でいいだろう。
それ以外の人はSBI証券。
だが、前述もしたが特に開設費用などはないので、リスクヘッジのために(片方がサーバーダウンした時など)両方開設してしまおう。
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