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投資の必要性 資産運用やインフレヘッジ

尖ったコラム
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投資というと資産を増やすことに目が行きがちだが、「資産を増やすこと」だけでなく「資産を守ること」にもつながるという話である。

みなさんは「インフレ」の説明をできるだろうか。

インフレとはインフレーションの略で、私たちが普段買っている日用品やサービスの値段(物価)が上がることだ。100円で買えていたリンゴが、200円出さないと買えないのは物価の上昇=貨幣価値の下落である。

もしかしたらジンバブエやベネズエラを連想する人もいるかもしれないが、紙幣が紙切れになるほどのインフレはハイパーインフレという。

一般的に、緩やかなインフレが経済にとって良い状態だといわれる。
だがそれは物の値段以上に収入が上がることが前提だ。

日本以外の先進国はゆるやかな物価上昇と賃金上昇があり、インフレがなかった日本は置いてけぼりになったどころか、新興国に抜かれる自体にまでなっている。

2020年末現在、未曾有のパンデミックで金融危機に陥った世界の中央銀行は自国通貨を刷りまくっている。日本銀行も例に漏れずである。
お金が増えまくっているので、いずれ通貨の価値は下がる。

そこで貨幣価値の下落に対するヘッジが必要になってくる。

インフレ対策にはどんな方法があるか
それは、貨幣を「価値のある別のモノ」に替えておくことだ。

価値ある別のモノとは


1つ目は「株式」。インフレ時には企業活動が活発になるので、株価が上昇する。貨幣価値は下がっても株価は上がるので、資産は目減りしない。

実際2020年末現在の株価は米国、日本ともに好調だ。

2つ目は、金やプラチナなどの「貴金属」類。希少性が高く流通量がある程度一定のものなので値下がりをする可能性は低い。
ローマ時代のゴールド1gと今のゴールド1gで、手に入るパンの量が変わらないとか言われたりいわれなかったり。

3つ目は「外貨」。自国の通貨が下落したとしても、ほかの通貨は下落していないかもしれない。インフレになると円安を引き起こしやすいが、円をドルなどの外貨に替えておき、円安局面で外貨を円に替えるという方法がある。

インフレもデフレも、いつ始まって、いつまで続くかは誰にも分からない。ただデフレにもメリットはあって、低い金利でお金が借りられることなども一つだ。

いつかくるインフレや物価上昇のタイミングが来ても困らないように、資産を守る対策はたてるべきだろう。

来てから対策してるようでは遅い。というか手遅れになる。今すぐにでも始めるべきだ。

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